ファイナンシャルプランナーは稼げる?

ファイナンシャルプランナー どんな資格

 

ここ数年で急に耳にするようになったファイナンシャルプランナー(FP)という名前。どんな事をする資格か、名前からはパッと想像できませんよね。

 

簡単に言うとお金絡みの資格です。家計に関わる金融や税金、保険、不動産、年金や教育資金など相談者のお金にまつわる困りごとの相談を受け付けます。

 

キャリア次第で独立も視野に入るFP。どれくらい稼げて、難易度はどうでしょうか?

 

 

ファイナンシャルプランナーの平均年収は?

ファイナンシャルプランナー 年収 給料 収入

 

ファイナンシャルプランナーの平均年収は、会社員の場合は就業先で変わります。多くの場合は

 

400〜450万円ほどが相場

 

のようです。こうしてみるとあまり高くないという印象ですね。しかし人によっては30代で年収600万、40代で年収1,000万円を稼ぐ人もいます。

 

実はファイナンシャルプランナーは20代での有資格者もいます。中には学生で取得している人もいるため、給料自体が上がりきっていないことも考えられます。

 

どちらかというと『資格そのもので稼ぐ』というより『キャリアアップの武器に使って、高収入な業界への転職・独立を狙う』のに向いている資格かもしれません。

 

主な就職先

 

銀行・信金

ファイナンシャルプランナーの就職先は、お金絡みの資格だけあって金融業界が多いようです。銀行や信金(信用金庫)はもちろん、投資家と関わりの深い証券業界で専門知識を発揮します。

 

建築・建設・不動産販売会社

ライフプランニングと絡む資格のため不動産業界でも需要があります。家を買う時に資産運用は大きな不安を伴いますから、お金のスペシャリストの存在は大きいようです。

 

保険会社

人生設計とも大きくかかわる保険業界。日本FP協会調べでは、この生保・損保業界の分野で働く人が23%で最も多いというデータがあります。

 

就職先を見てもわかる通り、もともと年収ベースが高い業界で働く人が多いようです。

 

仕事の内容

ファイナンシャルプランナー 仕事内容

 

ファイナンシャルプランナーの仕事内容は多岐にわたりますが、仕事の基本はライフプランニング(ライフプランの設計)です。

 

個人の顧客が相手なら(例)
  • 子供の教育費はどれくらい貯金すればよいのか?
  • 老後は年金以外にどれくらいお金が必要か?
  • 住宅ローンの組み方や返済計画はどうするのか?
  • 保険はどう選び、何にかければよいのか?
  • 税金についての相談事
  • 相続の仕組みや準備しておくこと
  • など・・・

 

法人の顧客が相手なら(例)
  • 顧問契約によるコンサルティング業務
  • 投資信託の活用法の相談
  • 事業の継承に関する相談事
  • 社員・従業員のライフプランニング相談
  • 他仕業との窓口業務
  • など・・・

 

このような相談事を受け、顧客の資産や収入、不動産や負債、税金などをチェック。お金の運用方法や金融商品(預金や株式、保険など)を提案する仕事です。

 

資格やスキルの活かし方

ファイナンシャルプランナー 資格 仕事 稼ぎ方

 

ファイナンシャルプランナーの資格は、専門の業界に就職すれば金融商品の提案や販売に役立ちます。資格を取って働く、というよりは仕事に活かすために資格を取るという方が正しいでしょう。

 

一般会社員でも、資格取得で金融リテラシーを高めるメリットはあります。キャリアアップの先には、例えば人事・労務管理職、経理管理職といった役職が近づくでしょう。

 

独立開業はできる?

ファイナンシャルプランナーの主な仕事は『コンサルティング』なので、独立開業自体はしやすい資格といえます。相談業務なので初期投資も安く済みます。

 

ただ、資格を持っているだけでは顧客を呼び込むのが難しいかもしれません。

 

  • 実務経験や人脈
  • 相談実績
  • 1級FP技能士などの肩書き
  • 社労士や税理士とのダブルライセンス

 

が必要になってくるでしょう。資格+信用度を高める努力が必要です。

 

『学ぶことに意義』がある資格

ファイナンシャルプランナー 稼げる 儲かる

 

実は働かなくてもメリットがあるのがファイナンシャルプランナー最大の特徴でしょう。特に人生設計を考える30代頃の人にとっては悩みが深い

 

  • 子育ての教育資金
  • マイホームの購入ローン計画
  • 老後の貯蓄

 

などについて自分で計画が立てられるようになります。家計管理には大いに役立つでしょう。

 

源泉徴収票の見方や、名前だけでどんな内容か分からない税金についても触れることができます。生きる上で必要な知識をたくさん身につけることができ、メリットは大きいでしょう。

 

▼資格の勉強を始めたい方はコチラ▼

稼げる資格 ファイナンシャルプランナー ボタン1

 

 

ファイナンシャルプランナー資格試験の概要

ファイナンシャルプランナー 資格試験の概要

 

ファイナンシャルプランナーには、大きく分けて2つの種類があります。

 

FP技能士(国家資格)

■主催
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会と、金融財政事情研究会(略称:金財)の2団体が主催

 

■資格の特徴
難易度やレベルに合わせ、

  • 1級FP技能士
  • 2級FP技能士
  • 3級FP技能士

という3段階に分かれる。

 

■資格の有効期限
特になし

 

■試験の難易度
3級ほど易しく、1級ほど難しい。実務レベルで必要とされる『2級FP技能士検定』の合格率は例年35%前後。

 

AFP、CFP(民間資格)

■主催
NPO法人日本FP協会が試験を実施

 

■資格の特徴
AFP、CFPの順に難易度が上がる。

  • AFP=2級FP技能士と同等
  • CFP=1級FP技能士と同等

資格取得後、登録すると金融や経済の最新情報、税法などの知識を得ることができる。知識の更新や実務で活かしたい人向け。

 

■資格の有効期限
2年ごとの資格更新が必要。日本FP協会が行う所定の継続教育が義務付けられている。

 

■試験の難易度
難易度はFP技能士検定2級・1級と同程度。なお、AFPの受検には3級FP技能検定に合格している必要がある。またCFPの受検にはAFPに合格している必要がある。

 

今現在ファイナンシャルプランナー資格を持っておらず、初めて勉強する人はFP技能士から挑戦しましょう。

 

国家資格と聞くと難関のイメージがありますが、3級からであれば比較的取得しやすいです。

 

FP技能士検定の受検資格や年齢制限は?

FP技能士検定 受験資格

 

FP技能士検定に学歴制限・年齢制限はありません。3級は条件が『一応』ありますが、基本的に誰でも受検することができます。

 

級のレベルが上がるごとに、いくつかの受検資格が設けられます。

 

FP技能士検定3級

受検資格

  • FP業務に従事している者・または従事しようとしている者

 

FP技能士検定2級

受検資格

以下のいずれかを満たす者。

  • 3級技能検定の合格者
  • FP業務に関し2年以上の実務経験を有するもの
  • 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

 

FP技能士検定1級

受検資格

(学科試験)

以下のいずれかを満たす者。

  • 2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
  • FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者
  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有する者

受検資格

(実技試験)

以下のいずれかを満たす者。

  • 1級学科試験の合格者
  • FP養成コース修了者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
  • 日本FP協会のCFP認定者
  • 日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者

 

1級になると実務経験が受検資格に追加されます。

 

その業界で働いていないと要件を満たせないため、まずはFP2級を目標に設定しましょう。

 

FP技能士検定の試験科目

FP技能士検定試験は学科試験・実技試験で行われます。

 

学科試験

・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業継承

実技試験
3級

・V資産設計提案業務(日本FP協会)
・個人資産相談業務(きんざい)
・保険顧客資産相談業務(きんざい)

2級

・X資産設計提案業務(日本FP協会)
・個人資産相談業務(きんざい)
・中小事業主資産相談業務(きんざい)
・生保顧客資産相談業務(きんざい)
・損保顧客資産相談業務(きんざい)

 

学科試験は、3級と2級で各項目の出題範囲が変わります。

 

実技試験は、いづれか1つの選択になります。ただし受検する回によっては実施されていない科目もあるので、勉強している科目と試験科目を確認しておきましょう。

 

ファイナンシャルプランナーの難易度は?

ファイナンシャルプランナー 難易度 合格率

 

ファイナンシャルプランナーは国家資格の中で見れば難易度は高くないといわれています。

 

難易度のレベルとしては、例えば2級FP技能士は行政書士や社労士よりは難易度が低く、宅建と同等かやや簡単といった位置づけ。

 

国家資格の中では取り組みやすい部類でしょう。

 

ファイナンシャルプランナーの合格率

 

3級・2級FP技能士試験の、過去3回の合格率を見てみましょう。

 

3級FP技能士の合格率

H29年9月

学科試験:78.47%

実技試験:85.37%

H29年5月

学科試験:71.87%

実技試験:86.18%

H29年1月

学科試験:67.20%

実技試験:85.07%

 

2級FP技能士の合格率

H29年9月

学科試験:47.82%

実技試験:58.34%

H29年5月

学科試験:41.44%

実技試験:46.79%

H29年1月

学科試験:39.43%

実技試験:63.87%

※合格率データは日本FP協会:実施試験結果データより引用

 

3級なら約7割、2級でも約4割の合格率となっています。

 

また全体的な傾向として、学科試験より実技試験の方が合格率が高くなっています。実技に不安を覚える方にとっては心強いデータではないでしょうか。

 

資格取得までの平均勉強期間

 

FP技能士検定の合格までに必要とされる勉強時間は、

 

  • 3級で80〜150時間
  • 2級で150〜300時間

 

が目安と言われています。

 

3ヶ月で合格を目指すとすれば、勉強時間の目安は3級で1日1〜1.5時間くらいは必要になるでしょう。2級からは3級で学んだ基礎知識があるので、人によって勉強時間は異なります。

 

確実に合格を目指すなら

ファイナンシャルプランナー 合格

 

試験の傾向は毎年変わります。そのため独学でテキストだけを眺めているより、通信講座やスクールを利用して一気に取得してしまうという方法があります。

 

特にFPは試験範囲が広いため、初めての人は迷ってしまいがち。そんな時でも通信講座なら2〜3ヶ月で合格レベルが身に付くカリキュラムがあるので、スムーズに勉強できますよ。

 

▼資格の勉強を始めたい方はコチラ▼

稼げる資格 ファイナンシャルプランナー ボタン2

 

 

FP技能士検定の試験日程

 

平成30年(2018年)FP技能検定の試験日程は以下のとおりです。

 

1級学科試験および3級・2級の試験日程

試験日

申請期間

合格発表

@5/27

3/16〜4/6

6/29

A9/9

7/4〜7/25

10/22

BH31.1/27

11/12〜12/3

H31.3/7

 

3級・2級の検定試験、そして1級の学科試験は年3回実施されます。1級の場合はこのほか、実技試験を別途申し込みし受検する必要があります。

 

およそ4ヶ月おきに受検できるので、年間を通して取り組みやすいでしょう。

 

検定試験の申し込み方法は?

ファイナンシャルプランナー 試験 申し込み方法

 

FP技能士検定の受検申請の申し込み方法には、

 

  1. 郵送による申請
  2. インターネットで申請

 

の2通りあります。

 

郵送による受検申請の場合

申請申込書を郵送する方法です。試験実施団体や書店、認定教育機関などで配布されている受検申請書を入手し、必要事項を記入して郵送します。

 

受検申請書の配布場所については、日本FP協会:受検申請書配布場所一覧を参照してください。

 

インターネットで受検申請する場合

検定試験を主催する日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)の各ホームページから申請できます。

 

 

※申込期限外の場合は申請することができません。事前に申請期間を確認しておきましょう。

 

受検にかかる費用

 

3級

学科:3,000円

実技:3,000円

学科と実技:6,000円

2級

学科:4,200円

実技:4,500円

学科と実技:8,700円

1級

学科:8,900円

実技:25,000円

 

学科・実技でそれぞれ受検費用が掛かります。

 

支払い方法は申込手順によって異なる

 

郵送申込での支払い方法

受検手数料を銀行(窓口またはATM)で支払い、支払明細書を申請書に貼付します。支払い手数料が発生した場合は受検者負担です。

 

インターネット申込の支払い方法

クレジットカード支払い、コンビに支払いのいずれかで支払いを実施します。支払い手数料が発生した場合は受検者負担です。

 

▼資格の勉強を始めたい方はコチラ▼

稼げる資格 ファイナンシャルプランナー ボタン3

 

>> 【稼げる資格ランキング】  TOP